とても面白い本で笑いまくりました。読み物として楽しいです。
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<br />しかし根っこの部分は非常に真面目で、深い哲学(仏教?)を持っているのが
<br />分かりました。
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<br />中高生に是非とも読んで欲しい一冊です。
他の方のコメントに「嘘が多い」「真理がそれほどない。」「子供に見せたくない。」「女性向けではない。」というものもありましたが、私は小学生の娘がいる母親ですが、娘が中学生になったら読ませようと密かに思っておりますし(笑)友人にも薦めています。確かに下ネタが多いですが(と言うかほとんど下ネタです)、その直後にある、みうら氏の哲学には大いにうなずけましたし、1ページに1箇所は真理があると思ったくらいでした。それに気が付くか気が付かないかは個人差があるかもしれませんし、つぼにはまる人とそうでない人がいるのは、理解できます。
<br />私はみうらじゅん氏のファンなので、どうしてもひいき目になってしまうのかもしれません。
みうらじゅん氏の本を読んだのは初めてでした。
<br />雑誌などで記事を読んだことはありましたけどね。
<br />いや、やはり発想が違います、見てるものが違います。
<br />これがオリジナリティというやつかという思いで読みました。
<br />なんか、教科書みたいな作りになってますね、「社会科」みたいな。
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<br />この本の面白さは大人にならないとわからないかもしれないし、大人でも、ここはなんかわからないけれどネタが隠れているなと思ったりしました。
<br />Q&Aなんかすごいですよね、もの凄い答えだ。
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<br />よりみちパン!セのシリーズは、中高生向けといいながらほとんど大人が読んでいると思います。
<br />中高生向けといって、過度にこども向けな文章に偏らないのがこのシリーズのいい所でしょう。
<br />中高生が今わかる知識だけで理解できる文章なんて中高生に失礼です。
<br />中高生が知らない知識、思いつかないことほど中高生に教えるべきでしょう。
<br />この本を読んでどういう影響が出るのか知りたい所ですが、座右の書にでもしない限りなにも大変なことは起こらないと思われます。