私はつくば国際大学社会福祉学科の学生です。私は卒論のテーマが「自閉症児とコミュニケーション」であり、ボランティアでソーシャルスキルトレーニングはアサーショントレーニングはやったのでわかっていたのだが、コミック会話はよくわからなかったので、購入した。自閉症児がうまく自分の要求を伝えらるない時に、実物や絵カード・写真などを用いて伝える方法の他に、子ども自身に絵を書いてもらうことも一つの方法なのだなとわかった。 自閉症児の支援をしていく上で、将来自立した生活を営めるようにするのが最終目標だろう。その時ソーシャルワーカーがまずやるべきことは、コミック会話などを用いて適切なコミュニケーションを図ることだと思う。ソーシャルワーカーの重要な業務に利用者のニーズを的確に把握することがある。なので子供一人一人にあった方法でコミュニケーションを図ることにより、その子のニーズを的確に把握できるのである。また、自閉症児だって自分にあったコミュニケーション方法ができると、コミュニケーションが楽しくなるのではないかと考える。将来私はコミュニケーションが楽しくなるような支援をしていきたいと思う。
自閉症の子どもがいるので、役にたつかなと購入しました。実際に育てている立場からすると、目あたらしい事や役に立つことはあまりなく、正直がっかりしました。<p>ただはじめて発達障害児に接する方や、診断を受けたばかりで子どもに何をしていいのかわからず困っているかたには役に立つ本ではないのかなと思います。子ども、というより乳児のいるお母さんに読んでほしい本です。
ASDの人たちと世界や社会の意味を共有するために有効なテクニックの「コミック会話」に関する本です。著者のキャロルグレイはソーシャルストーリーの開発者としても有名です。この本はコミック会話のやり方が解説された本です。内容についてはやや物足りない感じを受けるかもしれませんが,その物足りなさは,購入された方が日々実際にコミック会話を使う中で埋まっていく内容だとおもいます。<br>特に高機能の方と日常的に接する方は熟読されるといいのではないでしょうか。