中学受験における家庭での取り組み方について書かれてあります。
<br />特に、迷いや焦りが出てきそうな夏休み以降の約半年間と
<br />不安に打ち勝ち、慢心を戒めなければならない直前一ヶ月については、
<br />そのスケジュールの立て方から、心構えや具体的な学習方法、
<br />さらには子どもとの接し方やケアの仕方など、非常に参考になると思います。
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<br />≪メモ≫
<br />・中間配点は何点くらい貰えるものなのか?
<br />・受験期の学校での授業の活用の仕方
<br />・合格率をアップさせる『8つの習慣』
<br />・大学受験でも使える『合格曲線』に基づいた学習計画
<br />・「捨てる勇気をもて!」、「捨てるが勝ち!」
<br />・直前一ヶ月の時間割
<br />・直前ほど緻密な計画を立てる
<br />・志望校の出題のくせがつかめてくれば合格は近い
きれいごとや受験雑誌のようなつまらないページはない。特に合格
<br />体験談の描写は、まさに我が子を投影しながら読み進めることができる。
<br /> あれもこれも手を出すなは鉄則であるが、凡人や不合格ほどこの
<br />ワナにはまっている。うなずける。ここに警鐘を鳴らしている。
<br />受かりたければ捨てろとまで言い切るが本質である。自分の受験を
<br />振り返ってもそう思う。
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<br /> 現役で合格した東大生のデータまで持ち出して説得する熱心さは塾
<br />の講師以上に合格へのこだわりが見えてくる。
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<br /> 破天荒な一面もあるが、それくらいの非常識にならなければ偏差値
<br />40からの脱出は難しいだろう。本当に満足な受験をしているのは上
<br />位の5%程度。こいつらだだけにいい思いをさせてなるものか!
<br /> 寝ている我が子に明日から特別プログラムを施そうと決めた。
<br /> 前作もあわせて読んだがこの2冊があれば受験のテクニックとしては
<br />十分おつりが来る。
<br /> 欲をいえば科目別の切り崩し方の本をきたしたいところである。