やはり、「意識の矢印」という表現が
<br />非常に分かりやすいです。
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<br />コーチング、NLP、そしてインプロを
<br />完全にマスターして、
<br />自分のものとしている著者が、
<br />オリジナルな表現をたくさん使っているので、
<br />新鮮でいて、スーっと入ってきました。
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<br />しかも、著者自身が苦労して
<br />身に付けてきたらしき視点は、
<br />非常に説得力があります。
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<br />ほとんど話が聞けていない人や
<br />聞けているつもりになっている人にも、
<br />平易に分かりやすく、
<br />しかも直球で伝わるのではないか、
<br />と思います。
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<br />傾聴のトレーニングを受けたことない
<br />企業の管理職の方はもちろん、
<br />コーチやプロのコミュニケーターの人にも、
<br />今までの知識を整理するために、
<br />非常に参考になる良書です。
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<br />唯一の欠点は、中身の良さが、
<br />ちょっと伝わりにくいタイトルで残念です。
たかが「聴き方」、されど「聴き方」です。
<br />ちょっとした気配りと心がこもった対応をすることで、
<br />子供たち、家族、会社でのスタッフたちと
<br />信頼関係を築くきっかけが作れます。
<br />本の内容は「意識の矢印」ではじまります。
<br />このコンセプトは相手に集中して
<br />話を聞くのではなく、話を見て・感じて・聞くことで、
<br />相手を理解することを体感できます。
<br />特に部下をもっている中間管理職の方には、最適の一冊でしょう。