最強の子供を作る!と言う目的の為やってきた、最強のヨメ九頭竜もも子と、暴力恐怖症な主人公犬塚孝士の(多分)恋愛物です。
<br />もも子の誘惑シーンへの、孝士の冷静なツッコミは笑えますよ**今回は結構短編集的な感じもありましたが。
<br />収録されている話の見所は…
<br />■天誅戦士ウマ仮面■
<br />決闘を挑まれて大ピンチの孝士。そこに孝士の事を好きな、眼鏡っ子委員長さなえ(ウマ仮面)が現れて、実は婚約者の中慈馬ヒカルを相手に戦います。
<br />見所は本巻唯一の戦闘シーンそのものですね。まぁ本格的な戦闘物を期待してはいけませんが。
<br />ちなみにウマ仮面の服は拘束具風で、脱げば脱ぐほど強くなるというマニア向けな衣装です。
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<br />■倦怠期の壊し方■■巳屋本いろはの荒療治■
<br />倦怠期〜は、もも子が孝士を振り向かせる為、みのさんの知恵を借りて奮闘します。
<br />様々な方法を実践する、もも子のいじらしさが存分に出ていて特にお勧めな話です。いつもは全て失敗に終わりますが、今回は最後ちょっと報われてます**
<br />荒療治〜は、風邪を引いた孝士を看病する、孝士を好きな少女いろはが主人公。
<br />そのいろはを慕う半蔵の掛け合いとへたれっぷりが、半蔵好きな私にはたまりませんでした。
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<br />他猫を飼う話・(一巻に出てきた元刺客)天下の恋話等も収録されています。
<br />最強の敵虎金井一族の存在も明らかになります。ギャグ・恋愛要素中心で、戦闘を楽しみにしている人にはちょっと物足りないかもしれません。
<br />ちなみに3巻ではマニア向けレザー(風)衣装・パジャマ上のみ・エプロン二種・チャイナ・セーラー服が見れます。この服の多彩さや可愛さも、個人的には見所の一つです。
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いきなりですが、この作品で推すべき点は、萌えではないと個人的に感じています。・・しかし、「もも子」や「いろは」は正直かわいいですね。それに加えて2人の強さ、心に響く言葉を発する時とのギャップには驚かされました。
<br />私の場合、キャラのかわいさだけで勝負するような作品は、残念ながら受けつけません。この作品で推すべきは、ギャグ、かわいさ、友情?、感動させる場面、等の全てをバランスよく兼ね備えているところ、そして漫画の読みやすさ、丁寧さだと思います。3巻ではもも子といろはのことが気になる「天下」と「半蔵」が「孝士」と友情を深め?ることで、みんな一緒になってとても暖かみのある場面を演出しています!
<br />もも子の「S○Xしてください」など、際どい発言もありますが、それに対する孝士の切り返しでギャグに変えてしまうあたりはさすがです。作者の本気度が伝わってくる作品で、ぜひ多くの方に読んで欲しい作品だと思います。期待が大きい分、今後の展開が気になりますが、是非、ギャグや暖かさも失わずに発展して欲しいと、願ってます。
3巻は、ウマ仮面の登場巻ですね。
<br />委員長ファンならそれだけでも買いかも知れませんが、
<br />あえて言わせてもらいます。
<br />この巻の主人公は、半蔵です!
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<br />例えば、ウマ仮面登場時。その時半蔵は何をしてましたか?
<br />例えば、考士が風邪の時。その時半蔵の行動は?
<br />例えば、皆で集まった時。その時半蔵が反応したことは?
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<br />やはりこの3巻で、最も活躍しているのは半蔵でしょう。
<br />半蔵だけでなくほかにも、いろはのことや委員長のことなど、
<br />この巻は再確認、といったところでしょうか。
<br />もちろん、メインである考士ともも子の話もあります。笑えます。
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<br />そういったギャグがあるのですが、話が本腰に入ってきます。
<br />それは、一度考士(ペットボトル)に負けた天下が来るところと、
<br />十二支の代表が集まるところから始まります。
<br />簡単に言えば、本格的に狙われ始めた、ということで、
<br />しかし、そんなことは自分に関係ないと言い張る考士にイタイ言葉が…
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<br />1,2巻と違い少しシリアスが入ったこの巻。
<br />ギャグだけでいいよ、という人にもオススメです。