他の方が仰るようにやはり作画の弱さが致命的です。表情のつけ方がどれも同じだし、キャラの描き分けも不十分です。何よりも単に原作を漫画にしているだけで、個性のカケラが見えないことが問題です。暇潰し編のこの雰囲気をこう見せたいという気持ちが抜け落ちています。その結果が魅音の登場や梨花のコスプレなどという、つまらないファンサービスになっているんじゃないかと思います。
・「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」と同様、作画担当者の暴走が見られます。
<br />本人はよかれと思ってやったことなのでしょうが、読者の期待を綺麗に外しています。
<br />・梨花の「東京へ帰れ」「いちいちうるさいな」のシーン。読者を怖がらせようという意図が露骨です。梨花にしてみれば、これらの言葉はそれぞれ、赤坂の身を案じて、また要領を得ない赤坂に煩わしさを感じて発したものです。雰囲気がこれまでと異なるだけで、間違っても不気味な表情でもって口にする台詞ではありません。日常とのギャップが特徴的なひぐらしワールドですが、それも表現の仕方を誤れば全てが台無しです。
<br />・麻雀のシーン。無思慮にも削除するものかと思っていましたが、丁寧に描かれていました。称賛に値します。
<br />・雪絵は終始笑顔ですが、誰の許可を得て彼女が糸目であるという設定にしているのでしょうか。手抜きをしないで瞳を描きましょうね。大石にもほぼ同様のことが言えます。瞳を描いた方が自然な箇所にもかかわらず、描いていないことがやたらと多い。
私も暇潰し偏を購入する前にコメントを見ていたので正直そこまで期待はしていませんでしたがそこまで絵がキライではないし内容もわかりやすかったです。
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<br />ただ、麻雀の所はいらないんじゃないかとは思いましたけど。
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<br />確かに私も怖くはないと思いましたが続きが気になるような展開でした。