番外編でジェイドとガイの物語ということで購入しました。
<br />ジェイドの話はゲームにはなく、オリジナルの話で期待通りだったので僕にとっては大満足でした!
<br />しかしガイの話はガイの・・というよりほとんどゲーム中のサブイベント「セシルとフリングス」のまんまでそのイベントをクリアしてしまっていた僕にとっては、内容が分かりきってしまっており、かなりがっかりでした・・・
<br />せめてもう少しガイだけの視点で書いてくれていれば・・・・
ジェイドとガイの外伝と期待して読みましたが、ガイは本当にオマケ程度に絡んでいるだけで正直ガッカリしました。
<br />セシル将軍のサブイベントは嫌いじゃないんですが、これで
<br />「上巻はジェイドとガイの話が楽しめます」と言われても・・・・
<br />もう少しガイの視点が欲しかったです。
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<br />前半のジェイドの方は幼少時代のピオニーやディストのエピソードが沢山書かれていて、
<br />非常に楽しめました。
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以前の「緋色の旋律」は未だ読んでないのですが、外伝は気になったので手にとってみました。<br />ジェイドとガイの話ですが、後半のガイの話はゲーム中にあったセシル将軍とフリングス将軍のサブイベントがメインになってるので(もちろんゲームには無い場面も多数ありますが)、前半のジェイドの話の方が読み応えがありました。<br />バルフォア時代のジェイドの、ネフリーとのやりとり、ネビリム先生の塾での勉強、ピオニーとの出会いや、ディストが「鼻垂れディスト」と言われるきっかけ(?)などが書かれています。サフィール(ディスト)はジェイドによって、かなり可哀相な目にあっていますが、それでもジェイド大好きで…不思議です(笑)<br />終わりの方では、第七音素の譜術を暴走させ、瀕死になったネビリム先生のレプリカを作った出来事についても書かれています。どういう状況だったのか、ゲームよりも詳しく分かったのは良かったです。下巻にもジェイドは登場するようですが、その時このネビリム先生のレプリカとの決着は書かれるのでしょうか。<br />下巻はイオンとナタリア(アッシュ絡み?ラルゴ絡み?)の話だそうなので、そちらも期待です。