アジア大会でのあのぶざまな敗退は何だ!<br />韓国人は「ざまーみろ日本」と大喜び・大笑いだったんだぞ。<br />選手に大恥晒したという自覚はあるのか?<br />戦う気概の無い奴は代表を辞退してほしい。<br />別に義務でもなんでもないんだから。
オシムが日本以外のメディアには意外と真実を吐露することは知られています。
<br /> 先日も、祖国のメディアの質問に対し、オシムが日本の選手たちを極めて高く評価する発言をしていました。かなりのべた褒めでした。
<br /> 本書を読んでもそのあたりの部分がかなり伝わってきます。
<br /> 日本国内での厳しい言葉は、日本代表が高いレベルを目指すための言葉だと言えるでしょう。
<br /> おなじみのJリーガーの話も出てきます。
<br /> サッカーが真底好きな人にオススメです。
「オシムの言葉」の方が面白い、と思う人が多いかもしれません。そもそもオーストリアで出版された本なので、普通のオーストリア人にとって馴染みのある話が普通の日本人にとって全く馴染みがないということは、無理もない話です。正直なところ、オーストリアの部分の記述は淡々と戦績が語られているので、読み飛ばし状態でした。しかし、それ以外の章は面白く読めました。特に「ジェフ、日本代表監督時代」「オシムのサッカー観」「サラエボ散策」は読み応えがありました。41頁〜56頁の写真(生後まもない頃〜オーストリア監督時代)も興味深く拝見しました。
<br />「ライオンに追われるウサギが肉離れしますか?」というような、いわゆる「オシム語録」は本書では殆ど期待出来ませんが、オシムの【人となり】は良く分かります。この人はやっぱり「筋が一本通っている人」です。軸が全くブレてないですね。昔の日本の侍もこんな感じだったりするのかな、と思ったりしました。男の美学を感じます。今後「サッカー観」の章の記述が日本代表チームにどう反映されていくのか、"Raja Osim"と声援を送りつつ見守りたいと思います。