本誌は、本+CDのセットです。
<br />内容は、東方のキャラクター達に、射命丸 文がインタビューする形で過去の作品の
<br />事(出来事)を書かれています。
<br />東方〜東方花映塚のキャラ達です。
<br />それ以外では、ZUNさんが過去に出した音楽CDの中の曲の幾つかに
<br />コメントを書いてます。
<br />それと、アンソロジーコミックが後ろの方に載っています。
<br />(個人的にハラオ氏のマンガの霊夢が使うスペルカードの「絵馬DE鳴子」が面白いです)
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<br />そして、その後ろには東方花映塚が出る前に書かれた
<br />ZUNさんの東方花映塚の事についてのインタビューが書かれてます。
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<br />そして、付属のCDは音楽+東方花映塚の音楽付体験版が入っています。
<br />他の人も書いていますが東方の初心者の人はあまり楽しめない内容かも知れませんが、
<br />それなりの東方の知識が有れば楽しめると思います。
東方はまだ妖々夢しかやったことない、またはイージーモードをクリアするのが
<br />精一杯という僕のようなヘタレシューターにはこの本は若干難しいかもしれません。
<br />一作品だけをやったことがあるだけ、またノーマルモードをクリアしただけでは
<br />拝めないキャラが当然のことながら沢山登場することがその理由です。
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<br />僕は「誰が誰か:人物設定資料集」などのコンテンツを期待していたのですが、
<br />これに関しては次回配本となる第二弾を待たなければならないかもしれません。
<br />登場人物はそのインタヴューなどが掲載されていますが、それもゲームを知っている人が
<br />より楽しめるような出来になっており、「かぐや? はて・・・」という人ならば
<br />少々面食らうところもあるかと思われます(各個のゲームのテーマを簡易に既述した
<br />箇所は数ページありますが)。
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<br />そのような内容なので、特に最近東方を知って間もない人、まだ最初の1,2タイトルしか
<br />プレイしていない人などは、まず
<br />
<br />1)体験版があれば、それを全てプレイしてみる
<br />2)今あるゲームを、とりあえず最後のレベルまで行ってみる
<br />3)最後のレベルまで行った他の人のリプレイを見てみる
<br />4)1−3が不可能であれば、ネットなどで人物設定を勉強してみる
<br />5)どんな容貌の誰がどの作品に登場し、何故、いつどこで何をどうしたかを知る
<br />
<br />これらを行ったうえで読み進めてみると楽しめることうけあいです。
同人シューティングゲーム『東方Projeect』シリーズの公式ファンブック。
<br />メインとなる”文々。新聞”は全てZUN氏が書いているため、原作と同じ雰囲気となっているので、東方の世界観が気に入ってる人ならば楽しめること間違いなしである。
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<br />難点としてキャラクターごとにショートストーリーで紹介はされているが、細かい設定が載っていないため、細かい情報を得ることはできないのが少々残念ではある。
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<br />しかし、ゲーム中にあまり登場しなかったキャラの意外な一面を見ることもできるため、より一層東方シリーズの魅力にハマることができるだろう。
<br />他にも、インタビューや音楽についてのコラム、そしてアンソロジー漫画にCDまでついている豪華さだ。
<br />もし貴方が東方ファンで、なおかつ買うのを悩んでいるのならば、迷わず買うことをオススメする。