|
| エビアンワンダーREACT 2 (2)
(
おがき ちか
)
途中から薄々仕掛けに気付きつつ、この巻を読み終わって、思わず全巻一気に読み返しました。<br /><br />そうすると、物語のラストをちゃんと決めて描いていらしたのだなー、という所がいくつもあって、特にフレデリカの処女発覚の回が余計におもしろかったです。<br />ああ、なるほどと。<br /><br />エビアンワンダーとは少年画報社時代からのお付き合いです。銀符フレデリカの長い旅は、ようやくここで終わりを迎えました。<br />とても巧みな世界観、とても美しい終わり方だからこそ、良い映画を観た時のように名残惜しく感じます。 「彼」の秘密が明かされ、フレデリカは…?
<br />
<br />「神」とは。「罪」とは。「命」とは。「生きること」とは。
<br />軽妙な台詞まわしの中に深い含蓄、心を打つシーン。大好きな作品です。
<br />ラストには心から満足。でも終わっちゃって淋しい…。
|