実際に成功している方のお話なので説得力があり、読んでいるだけでパワーを貰えた気がします。夢に向かってどのように進んで行こうかと色々考えていた時期に読んだので、とてもやる気がでました。自分はビジネスに使う訳ではないので、あまり役に立たなそうな所もありましたが、基本的な手帳の使い方を応用して自分なりの夢手帳に活用しようと思いました。
この本の長所
<br />手帳を出発点として、夢を現実にする方法から経営哲学まで、いろいろなアイデアが詰まっているところ。やり方が具体的なだけでなく、商品名まで具体的に書かれている。
<br />この本の短所
<br />1思ったより手帳の使い方については書いていない。
<br />2経営者の論理が露骨に出ているところがある。
<br />結論―長所星5つ。短所(特に1。メインの題名は「一冊の手帳」云々だから)で星1つ減らして、星4つ。
著者の別冊で図解で具体的な手帳の使い方まで書かれた本が出ていますが、著者の意図は本書の方が理解しやすいと思います。いわゆるノウハウを期待しているのであれば、『図解〜』の方が良いのではないかと思います。
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<br />夢は手帳という形で常に自分が目に出来るように、実現のために必要なことを明記してそれを管理していくことが重要だということは大変理解出来ます。通常仕事では、誰もが工程表を作成して進捗を管理していくのと同様に、自分の人生についても手帳を利用して管理していくことで実現に近づけていけるということなのでしょう。いつもやろうと思ってそれが出来ないのが凡人ですが、成功した人の体験を読むことでエネルギーをもらったような気がします。