NHKの半井さんが書かれた本。この本はいわゆる気象現象を詳しく解説した本ではありません。季節を身近に感じる空模様や、年中行事、風物詩の話題に、写真やイラストを添えて書かれたものです。具体的には「春の章」「初夏・梅雨の章」「夏の章」「秋の章」「冬の章」の5つに分かれており、それぞれに半井さんが美しい四季の彩りを書き綴っています。また、コラムもとても充実していて、「ついに私も花粉症デビュー」とか「気象予報士を目指した私」など、興味深いものがたくさんあります。読んでいて気持ちが暖かくなるような本ではないでしょうか。
たまにだけど、いつもより早く帰宅できるとNHKの半井さんの天気予報を見ます。私には、半井さんのあのキビキビした優しい物言いがとても快いです。
<br /> その半井さんの本が出ました。眠る前に一章ずつ読み進めていくと、まるで私が小学生で先生から天気について少しずつ教えてもらっているような錯覚に陥ってしまいます。
<br /> ほのぼのしながら、半井さんと天気の勉強。
季節ごとの日本の風景を綴った、半井小絵さんの待望の著書です。
<br />半井さんの豊かな知識、感性に感心感動です。
<br />分かりやすく書かれているので、物知らずの私でもすんなり読めました。