気がついたら、このシリーズの本が3冊目になっていました!!
<br />無意識にこの本を手に取る自分に不思議さを感じます。
<br />この本との出合いに感謝します。
この作品は3部作の中でもっとも難解で過激な問題作です。冒頭でニール・ドナルド・ウォルシュ氏はこの内容を公開することに抵抗があったことを告白しているし恐怖を感じているとまで書いています。それもそのはず、この作品の内容はあまりにも尋常ではありません。本書で取り上げている主な話題は時間の概念や善と悪の解釈、セックスに対する考え、教育問題、政治問題、環境問題など地球規模の問題点や疑問を人類に対する奥深い洞察による回答と崇高な教えで示しています。おそらく最も議論を呼ぶのは善と悪に関する解釈ではないでしょうか。
<br />
<br />じつは善も悪も私たちの妄想であり、究極の現実には「正」も「悪」もないらしい。だからヒトラーのような極悪人でも天国に行ったということが書かれています。このことに疑問や反感を感じる人は自分で本書を読んでほしい。なぜ悪人は存在しないのか詳細に書いてあります。究極的に言えば意識レベルの高い人と低い人がいて、低レベルの人が悪事を行ったとしても低レベルなりに最善のことを行っているんです。そもそも「正」と「悪」は時間や環境やその他諸々の条件や変数に影響されるものであって、そのように変動する価値観は絶対的ではないのです。
<br />
<br />だからといって当然のことですが誰かを殺してもいいなどと言っているわけではありません。みなさん誤解しないでください。あくまでも高度な知識による高度なレベルでの理論ですから、人類のようなまだまだ原始的なレベルでは悪いことをすれば処罰されます。そのことを踏まえたうえで本書を読んでください。かなり過激な内容ですが、その偉大な知識、人格(?)、ユーモアセンスどれをとっても素晴らしい。わたしが唯一尊敬できる本です。
人類の宝物である『神との対話』シリーズの二冊目。この本の圧巻は、セックスの真実を書いたところだろう。だれでも知っていて、でも、隠し続けているセックスの素晴らしさを、わかりやすく、本当に納得のいくかたちで説明してくれる。人間が、セックスという行為をすることの本質を、ここまで見事に解明した本は、今まで存在しない。また、ヒトラーは、地獄ではなく、天国にいったという、最初は衝撃的だが、読み進めると、心からその通りだと思える話や、政治や環境問題などについても、実に深く考えさせられて、それでいて、とてつもなく実践的なうながしのある本である。また、教育の話の途中で、ルドルフ・シュタイナーの名前が出てくるのも、とても嬉しい。シュタイナー教育の素晴らしさを再確認できる。とにかく、いろんな人に読んでいただきたい。何度読んでも、新たな発見があります。