おおいに結構だと思います。賛否両論あっても。まあ、この本を手に取ったのも何かの運命でしょうし、この本を見てどう感じるかはまたそのひとの感性でしょうし。まあ、こういう水の見方もあるんだなって思いました。
あまりにも内容が薄っぺらい。
<br />本書に対して好感を得た人は、著者の提唱する方法で水に言葉をかけることで本当に水が何か変わるか確認してみるといい。いかに無駄な行為であるかわかるはずだ。
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<br />また、これに感動するような感性は持ちたくないものだ。
<br />極めて微細な結晶を拡大して撮影する外側の部分には、ごく平凡な氷の像が広がっていたはずだ。写真ごとに色が違うのはライティングによるものだし、極めて恣意的に写真を選んで意味を後づけしたものに過ぎない。そこまでしてもピンボケにしか撮れていない。
<br />さらに言えば、美とか、善とかいう価値観について、あまりにも無頓着である。
<br />対称形は美しく、非対称形は醜いのか?
<br />直線は美しく、自由曲線は醜いのか?
<br />ダイヤモンドは善で、黒鉛は悪なのか?(どちらも炭素からできている)
<br />こんなものに頼って善悪を捉える心の貧しさが一番の問題じゃないの?
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<br />私ならば、子供に対して、こういうものは信じないようにと教える教材に使うだろう。
子供に見せてはいけない本です。
<br />これは感性の問題ではありません。本質とは何かの問題です。
<br />もし子供に真偽を質問された場合、親・教職員は全員NOと即答できなければいけない内容です。
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<br />もし授業でこの本を教材として使用するなら、道徳としてメディアの嘘を教えるのに適しています。
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<br />大人が自己責任で読むなら、これは
<br />誠実な人の忠告より軽薄な人のお世辞を聞いていたい、と言う人向けの娯楽本。
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<br />トンデモ本です。
<br />これを非推奨・もしくは年齢制限できない倫理委員会は形骸化していると批判されても
<br />やむをえないと思います。