最高に素晴らしい本です。やさしい言葉でさらりと文章が書いてありますが、一字一句、深遠な真理が説かれています。この本を読み、日々の生活と照らし合わせてみて考えれば、道は開けると思っています。この本を私は、生涯にわたって読み続けるつもりです。私の生活を明るく楽しくしれくれます。人生の指針です。種から芽が出て花が咲く原理原則があるように、人の人生にも成功する原理原則があります。この本は、情報が氾濫している現代に正しい道を示してくれています。
ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、オグ・マンディーノが影響を受け、聖書に次いで一世紀以上も売れ続けているという本書。
<br />なるほど、成功哲学のエッセンスが凝縮されている。ただし、やや読みにくい。
<br />この読みにくさを優しく解釈し、さらに噛み砕いて具体的なものにしたのが後の成功哲学分野の著者たちなのだろう。
<br />不安にかられていろいろな成功哲学の本を読んできたが、この本を繰り返し読めば、ほかの本を読む必要はないかもしれない。
<br />でも繰り返し読んでも、また不安になりまたほかの本を読むことになるんだろう。
<br />そしていつまでたっても成功できない私がそこにいるのだろう。
<br />心の持ち方だけはいつも明るく、穏やかにいるように心がけている。
約100年前のイギリスで書かれた本が現代日本で再び多くの人たちに読まれているのは何か偶然ではない気がします。
<br />イギリスに限らず19世紀と20世紀初期は歴史的に見ても世界中で優れた文化人を多く輩出した時代でもありました。
<br />この時代は電気、自動車、航空機などが出現したと同時に人々が精神文化を軽視するようになった転換期でもあります。
<br />こうした時代背景が多くの文化人を輩出したことに大きく影響しているように思う。
<br />そういう意味でもこの本を手にとってみることは大いに価値のあることだ思います。
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<br />この本は単なるノウハウ本ではありませんので、すぐにでも手っ取り早く成功を手にしたいとお思いの方には向きません。
<br />そもそも精神世界を探求するのに手っ取り早い方法なんてないようにも思いますが。
<br />それでもこの本は人生において遅かれ早かれ一度は読んでおきたいもののひとつです。