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| 人は「話し方」で9割変わる
(
福田 健
)
1◆実例がわかりやすい―――常に悪い例と良い例を対比して分かり易い。
<br />相手の受けとめ方や異論を積極的にどう受け入れるか。まとめ図も見やすい。
<br />
<br /> 2◆実体験に基づき、説得力◎―――――著者福田さんは、自身で研究所を
<br />設立させたトップでありながら。現場で直接指導・講演にも出向かれている。
<br />福田さんの出張先でホテルマンとのやりとり、著者の人柄が伺え好感を持った。
<br />初対面でも「挨拶や話し方しだいで、相手を変える力」。なるほど。
<br />実体験に裏打ちされているので、説得力があった。
<br />
<br /> 3◆実用的「スグ効く」に偽りなし―――2章の最後をパラパラ読むだけでも、
<br />すぐに役立つネタに出会える。初対面でも誰にでも使える「たちつてと」の話題。
<br />食べ物…地域…通勤…。4章「5種類あいづち」も、知ってるだけでかなり便利。
<br />
<br /> 4◆ありがちな失敗を分析―――――ダンナ帰り遅い。彼女がデート遅刻。
<br />「どうしてこんなに遅いの?」よくしてしまう詰問。「どこで何やってたんだ?」
<br />まるで刑事の尋問だな。そうか辛抱し相手を信頼して尋ねたら、良いんだなと
<br />気づかされた。「何があったの?心配したよ」と。
<br />(何かトラブルがあったに違いない、でないと約束やぶる訳がない。
<br />
<br /> 5◆幅広いヒントを提示あきない
<br />単なる「自己主張のススメ」に留まらず、個性と協調性いかに両立させるか。肯定語に言い換える。ガンコ=意思が強い小心者=優しい。ひと呼吸。そういえば映画観てるとアメリカ人は突然トラブルでも、舌打ち・地団駄しない。両手を挙げて「ヤレヤレ」。確かに彼らは、ストレスの抜き方が上手だ。他にも偉人や先人が語る「会話とは…言葉とは…」含蓄があった。ヴォルテール、チャップリン、田辺聖子など。
人とコミュニケーションを取る上で切り離せない技術である会話について、かなり実用的に、且つ、読みやすく面白く書いてある。
<br /> 書名には「話し方」と書いてあるが、「話し方」と対を成す「聞き方」についても書いてあり、興味深い。
<br /> 「話しベタな人」「聞きベタな人」の両者はもちろん、自分が「話し上手」だと思い込んでいる人にも読んでほしい一冊。
<br /> とてもためになること請け合いだ。
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