なかなか業界について書かれている本は意外と少なくて買ってみたものの、経営学とは遠く離れたご本人が建てた変わったホテルの内容に満ちていました。しかもかなり文面がクドい。
<br />メリハリがなく同じ事を何度も何度も言っているだけで、文字も大きく30分程で読み終わってしまう。
<br />つくづくこの値段は勿体なかった…と、後悔。
<br />更に残念なことに経営的、金銭関連は1ページの表で終わってしまった。
<br />この本を一言で述べると要するに「幾何学的な部屋じゃないとラブホテルは儲からないゾ!」で終わってしまう内容でした。
<br />経営学では全くありません。
<br />他の方が感想で述べた通り「昔の自慢話」
<br />もっと業界の内容を書いていれば…とにかく残念。
著者の亜美伊さんは、初めて手掛けた物件から30年で1,680件あまりのホテル設計を行なった人。もちろん日本一であり世界一である。<p>そんな亜美伊さんが書いた本書は、非常におもしろい視点で書かれている。おもしろい視点というよりもこの業界でこの要素を書くことができるのは、彼しかいないだろう。<p>2万件近くあるラブホテルのうちの1,700件弱といえば、12%近くのシェアを占める。よくそれほどできたものだと思うが、業界が成長した時期でもあり、業界イメージが良くなかったため、あまり競合となる人が出てこなかったのだろう。<p>彼がおもしろいホテルを作り、様々な装置をつけた部屋をデザインしたために、それらを規制する「風営法」もできたのではないかとさえ言われている。<p>本書は、デザイナーとしての視点から見た言葉も多い。彼自身はホテルを経営しているわけではないので、経営的な視点というよりもデザインやエンターテイメント性を重視した視点を持っている。<p>そもそもラブホテルとは、日本が生み出したカルチャーであり、日本の高度経済成長における原動力に一役買っているというのも彼の主張のひとつであり、現在はラブホテルがおもしろくなく、国全体でその国力が弱まっているのもそれが原因であるとまで言っている。<p>30年あまりの業界の盛衰を見てきた亜美伊さんならではのホテルに対する想いが詰まっている。ホテル経営者だけでなく、ラブホテルを利用する全ての人に読んでほしい一冊。
期待して購入したが、作者のバブル期の栄光話と作者のなにやら良くわからぬ開発商品宣伝の話。正直記載されていた内容は他のHP上でも確認できる内容であり新鮮味は全くなし。作者の方非常に辛口でごめんなさい!でもきっと今の時代では通用しないよ!と言いたくなる事沢山有りましたよ~!