各方面から大絶賛のこの本。噂に違わぬ内容で、目から鱗の逸品です。
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<br /> 「人間」という動物の描き方を何から何まで綿密に理解しやすく教えてくれる素晴らしい本です。
<br /> やはり人体を描きたいと思う人は筋肉や関節や骨の構成を理解しておいた方が良いですね。
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<br /> ちなみに靴の描き方や衣服のシワのでき方なんかも載ってます。この本を片手に実際の写真をデッサンすると理解しやすいかと思います。
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<br /> ただ、古いです。男性の場合髪型はみなオールバックで登場しますし、なにぶん昭和51年に初版が発行されているので仕方ないです。
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<br /> が、なんというか、人間の体というものがたかだか十何年の時代の流れに左右されるわけがないので、何やら絵画に対する普遍性を感じたりもしますな。
元々マンガを描くために本を探していましたが、知人からこの本を教わって購入しました。
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<br />マンガに限らずデッサンそのものの最適なバランスを理論的に説明・描写している上に、簡単な各パーツの描き方など、どこをどうやってトレーニングすればいいのかが明快にわかります。ページいっぱいにノウハウや情報がギッシリ詰まっています。ただ元々は洋書を翻訳された本ですので、そこに描かれているテイストが人によっては抵抗があるでしょうけど、ここを基点として自分なりの味や用途に合わせてトレーニングするのもよいと思います。
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<br />「独特な表紙で薄い」というパッとしない第一印象からは想像も付かない良書でしょう。このサイトには本のイメージが載っておらず、不安に感じる方は勇気を出して(笑)本屋で確かめてみるのもいいと思います。
“簡易化した手法とたくさんの真新しいヒント・助言~”と表紙に書いてあるとおり、人体の描き方のヒントが盛り沢山です。<br>体の各部位についての注意すべき特徴や描き方がギッシリと詰まっており、ページ数が少ない様で、その実充実しています。<br>人体の描き方がなんとなく解からないという方は、この本を参考になさってみては如何でしょうか。