体格がよく丈夫そうなのに、変に口で息をしている人と接する
<br />ことがあると、「あ、この人、長生きできない」と勝手に思っ
<br />ていたのがあながち単なる思い込みではなかったと知らされた本。
<br />
<br />生命力、免疫力とはすなわち、ミトコンドリアに秘密があったという
<br />ことがよくわかりました。
<br />
<br />動物の進化論までいくのですから、本当、ここまで凄い先生
<br />の理論をますます世界に打ち出して頂きたいと思います。
<br />知的な好奇心を満たしてくれ、なおかつ、「命」にかかわる
<br />ほどの情報が盛り込まれています。
<br />
<br />この本を読んで以来、体を冷やす飲み物を摂ることをつつしみ、
<br />大好きなアイスクリームもあまり食べなくなりました。なにより
<br />口呼吸を極力つつしみ、睡眠時間をたっぷりとり、可能なら
<br />ちょっとした時間をみつけて、猫のようにころりと横になるよう
<br />になりました。とにかく、スポーツはやめられませんが、鼻で
<br />呼吸を(とくに吸気)するように気をつけています。
<br />
<br />読んでよかった。
<br />「超医療 ごしんじょう療法」の本と並んで、健やかにすごすため
<br />の今年みつけたすごい本です。日本ってやっぱり凄い人を生み出す
<br />国なんですねぇ。
<br />非常に、説得力のある本です。
日本の医療機関や医師への不信感が社会的問題にもなりつつある今。自分の身体を自分で守る方法も玉石混交でいろいろな意見が出ています。シンプルに直球で説明があるこの本には、深く納得させられる強さがあります。自分にあった健康維持を見つけるためには是非必読を。
一般的にイメージされる「免疫=自己と非自己を見分けることを
<br />利用して、外部からの侵入物(バイ菌,細菌)を白血球が除去する仕
<br />組み」ではない、別の次元というか、本当の免疫の仕組みと本当
<br />の健康を手に入れる基本についてを教えてくれる本です。
<br />
<br /> なぜそんなことが言えるのか?について、生物の発生と進化を
<br />もとに、専門家でなくとも分かるように丁寧に説明がされていま
<br />す。
<br />(この証明というか説明に文句を付けるのは困難と思われます。)
<br />もしかすると、免疫や体に全く興味の無い方が読むと少し慣れな
<br />い用語が多く読み辛いと感じるかもしれません。しかし、本気で、
<br />今自分が抱えている健康問題を解決しようという気持ちがあれば、
<br />すばらしい結果を得ることが可能だと思います。西洋医学や現代
<br />の医療にどっぷりはまって抜け出せないでいる人に是非読んでみ
<br />て感想を聞いてみたいものです。
<br />
<br /> 本書は、免疫についてだけでなく、
<br />・日本の医療制度の問題点
<br />・健康になるためのシンプルな提案
<br />・非常にためになる子育ての方法
<br />と、間違いなく読み応え満点です。
<br />
<br /> 本当に良いものや適切と思われる考え方や方法を提供して
<br />いくのが医療サービス分野に関わる人の仕事であり、責任だ
<br />と思うのですが、いかがでしょうか?