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イラスト・図解 確率・統計のしくみがわかる本―わからなかったことがよくわかる、確率・統計入門 ( 長谷川 勝也 )

 私は、小、中、高、大、院と学生時代を送ってき<br>たにもかかわらず、確率・統計の授業を受けた経験<br>がないように思う。何故だろう???数学の分野は<br>満遍なく学んできたつもりだったのに、確率・統計<br>の分野だけはまったくのノータッチだった。そんな<br>こと気にも留めず長い間過ごしてきて、ふとこの本<br>を買って読んでみた。すると、自分の中に新たな世<br>界が開けたような気がした。もし、この本を読んで<br>いなかったら、確率・統計は一生知ることはなかっ<br>たかもしれない。<br> この本は体系的にまとまっていて非常に読みやす<br>く内容もわかりやすいのでおすすめである。また、<br>読み終わるのにそんなに時間がかからないのも魅力<br>的である。<p> 

購入の直接のきっかけはシスアド受験のため。過去問題集を解いたところ、確率・統計関連の問題ががまったく分からなかったので参考のつもりで読んだ。時間的な制約もあり、全部は読めなかったものの概要はつかめたと思う。おかげでシスアドは合格。今後、高度情報処理試験を受けるにあたっても参考にしたいと思っている。

この本のよいところは、統計学の様々な項目の解説もさることながら、順列、組合せ、確率などの、高校の数学教科書・参考書でおまけのように扱われている話題を懇切丁寧に説明してくれるところです。<p>従来の統計学の教科書、参考書が読みにくいのは、二項係数、順列、組合せ、確率などの高校レベルの知識を前提としてしまっているからだと思います。でも高校では微積分やベクトル、行列などの勉強が中心で、統計を学ぶための基礎知識、考え方をまともに学ぶ機会がほとんどないので、組合せや確率の知識がない人間が統計学が分からないのは当然で、この部分が障壁だったのだと思います。<p>この本は、かゆいところに手が届く解説で、統計学はおろか、組合せ論、確率論の入門書としても使えるくらい有用な本!だと思います。

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