プロの催眠療法士になって10年、私の催眠導入の成功率はとても人に言えるものではなかった。深い催眠状態に出来るのは僅か一握り、一昔前に資格を取り、それ以来日夜導入に関しても勉強を続けて来たが成功率は上がらず、これが普通だと思っていた。
<br />しかしこの著書を読んで驚異的に成功率がアップした。
<br />一般書なのにこんな危険な本を出してはいけないという声もあるみたいだが、催眠療法士も入門者も読んで損はないだろう。
<br />催眠療法に関しても私が習ったこととは根本的に違っているが、この著書に書かれていることを元にクライアントに接した結果、確実に変化が起こる。
<br />暗示やイメージだけで変化が起きないことを改めて実感させられた。
<br />この著書は多くの人々に読んでもらいたい一冊だ。特に催眠関係者は読んでおいた方がいい。
興味本位で手にとった本でしたが詳しく催眠の手順がかかれており素人の私にも理解できました。 前著書も機会があれば読んでみたいと思います。<br />催眠術はかける側だけでなくかけられる側もタイミングや相性が求められる点では難しいと感じました。綿密な準備も必要になってきますし簡単にかけられるものではないようです。<br /><br />行動が重要であるのはよく分かるのですが、精神状態が異常なとき、例えばうつであるとき等は行動したくても金縛りにあったようになにもできないことがあります。<br />こういったよくない精神状態を克服したいと考えている人は少なくないと思います。また精神状態をよくして行動するきっかけを作りたいと考えて、催眠知りたいと考えている方が多いのではないかと思います。<br />そして行動出来ない状態に陥ってしまったときに行動を前提にするのは酷ではないでしょうか?<br />あと最後の方に自己啓発的な内容が書かれていますが、根拠が薄く疑問点がいくつか残ってしまったのが残念です。ただ本の主題からそれる内容なので詳しく書くべきではないと思いますし、仕方なかったのかもしれません。
私もこの本はすごい良書だと思います。
<br />催眠術のテクニックもここまで書いていいのかと思いました。
<br />その中でも最後の自己啓発の章は他の成功本や自己催眠の本には書かれていないことを「うつわ」に例えて分かりやすく書いていました。異性に対する「うつわ」は好きな人がいたらダメでもともとアタックしなさい。たとえ振られても「うつわ」は拡がります」
<br />他にもお金に関する「うつわ」の拡げ方や成功する為には奉仕の心を育てることと、その育て方も書いてありました。
<br />私は福祉に関わる仕事をしていて、人生相談などをよくされるのですが、自分を変えたくても変えられない人は、アドバイスしても自分がやらなければならないことを指摘されると無視したり言い訳をしたりしるんですね。結局、自分は何もしないで変わろうとしてるんです。こんな人たちが催眠に引かれるのだなと思いました。
<br />他人に変えてもらおうと思っている人は暗示が大好きなのでしょう。
<br />でもこの本は行動しないといつまでたっても変われないですよ、と教えてくれています。本当の催眠を勉強したい人には最高にお勧めの本です。催眠術の掛け方もこの本を読めば簡単に出来るようになるでしょう。