神話とついていたので、ギリシャ神話、北欧神話に代表されるような、幻想的で美しい話だと勝手に思い込んで注文したのですが、
<br />内容は想像とは全く違ってました。
<br />おそらく、私のような買い方をする方はほとんどいないと思いますが、
<br />神話が好きだと言う理由で購入を考えてらっしゃる方は一度調べた方がいいと思います。
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<br />読んだ感じでは、実際の事件?や実在の人物?等をフィクションである神や悪魔に結びつけたカルト的で怪しい読み物でした。
<br />こういうジャンルの物が好きな方にはお勧めしますが、私にはちょっと面白さがわかりませんでした。
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<br />調べなかった私が悪いのですが、もしかしたら自分のような人がいるかもしれないと思い、レビューさせていただきました。
正直、私はクトゥルフと言う単語自体が全く理解できてなかったので驚いた。
<br /> 知っていたのは『誰かの創作』だと言う事だけだった。
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<br /> 魔術の一種だと思って居たのだが、宇宙から来た神々の話だったんだな。
<br /> 外宇宙から来た神と人間にまつわる話でムー大陸なども絡んでいるとは思わなかった。
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<br /> 是非、超初心者の方にオススメする。
「事典」と言う程の項目が無いにせよ、「111項目×見開き2ページ」は総合的にかなりのボリュームがあります。(勿論、単純な文章量を言っているのではありません。) また、各項目は「神名、書物、地名、人物」に分類されていて、とても分かり易いです。(当然、巻末に索引あり。)
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<br />この本は入門者には「星5つ」でしょう。まずお薦めしたい1冊です。
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<br />マニア向けにも有用です。ただ、流石に少し物足りないかな。内容は浅く、載っていない項目(特に眷族やモンスター)も多いです。とは言え、これ以上のボリュームを求めるのは流石に贅沢。本格的な解説書でなく、軽く辞書引き出来る「ミニ百科」と見做すべきでしょう。
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<br />それでもまだ少しは改善の余地はあるかな。例えば「神々」の幾つかの項目では邪神でないイラストよりも、邪神のイラストを載せて欲しかった。
<br />そして些細なようで、結構残念だったのが、それぞれの「出典」が書かれていなかった事!
<br /> これがあればもう一度読み返してみたり、知らなかった事については「本を買ってみようかな。」って思ったりするのに。