5年前、放映されていた「GEAR戦士電童」のファンブック。
<br />設定資料や放送時のデータ、そして発売商品のデータなど
<br />電童という作品がどんな作品だったのか基礎情報をコンパクトに
<br />まとめてあります。こういった書籍が無かった本作品のファンには
<br />まってましたの一冊。DVDとあわせればこれで「電童」は完璧に抑えることが出来ます。
電童が好きだった人は、かなり楽しめると思います。
<br />カバーはアニメ電童のオープニングを髣髴とさせる綺麗なもので、リバーシブルでノンクレジット仕様になっています。
<br />登場キャラクターや各話の紹介にとどまらず、本編未登場のものも含め設定資料が豊富で楽しいです。
<br />関連玩具の紹介もしており、眺めながら電童に関して色々な思い出がよみがえってくるのも、とても嬉しい点だと思います。
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<br />電童ってどんな作品だったんだろうっていう人には、入門書としても良いと思いますが、ある程度のネタバレには覚悟が必要です。
GEAR戦士(ギアファイター)電童は面白いアニメ作品です。
<br />二人の主人公の少年と、その仲間が織り成す、友情と家族愛と戦闘が素晴らしい!
<br />爽快さすら感じる戦い、熱い友情と親子と電子の聖獣(データウェポン)との絆に、たびたび感動させられました。
<br />考える事は苦手だけど拳法が得意で腕っ節が強くノリの良い出雲銀河、頭脳派で思いやりがあり機転がいい故か気苦労の多い草薙北斗。
<br />二人とも行動的で元気な小学5年生の腕白坊主で、その無邪気なやりとりに、ふと子供の頃の風景が思い出されることも。
<br />そんな、このアニメのメモリアルブックを、ずっと待ち望んでおりました。
<br />アニメを既に観たことある人は、特に必見でしょう。
<br />ただ、惜しむらくは表紙の絵です。
<br />作品の良さ、テーマの真髄は友情であり、アニメ放映の前情報から終了後まで、一貫した二人主役が素晴らしかったのに対し、何故か違う意図の構図なのです。
<br />そのため、星5つにしたかったところを、1つ減らしました。
<br />内容も同様に路線変更されていたら星3つ、本来のままだったら(可能なら)星4.9くらいにしたいところです。
<br />どちらにしても、とても待ち遠しいです!