おそらく、写真集に求めるものやモデルのイメージがそれぞれ違うので、評価が分かれてくるのだと思うのですが、この写真集は、いろいろなニーズを少しずつ満足させてくれるのではないかと感じました。たしかに、中には何を表現したいのかさっぱりわからないようなゲージュツ的な写真や、個人的には演出過剰気味と思うようなものもありますが、その一方で、モデルの美しさを存分に表わしている写真もあります。中北ヨーロッパの雰囲気も、チラっと味わうことができます。私などは、1冊の中に自分の気に入った写真が数枚あれば、満足してしまうほうなので、これは納得の1冊。また、ロケ地のヨーロッパに合わせて、全体に色調が落ち着いています。コダック系ではなく、アグファ系の押さえたトーンです。光沢を押さえた、ちょっとザラついた紙の質も、こういう色調とマッチしています。
最近の内山理名さん、ものすごく大人っぽく、きれいになりましたよね。
<br />この写真集は、最新の内山理名さんの表情をじっくり見ることのできる素晴らしい内容だと思います。ロケ地もウィーン、ザルツブルクというクラシック音楽好きにはたまらない場所です。
<br />こういう写真集の場合、男性陣としては、結局は内山理名さんの顔や体が見たいわけですから、あまり芸術路線に走られるのも困ります。しかし、この写真集は、男性陣の要求と芸術路線とがほどよくミックスされた内容であり、私は十分満足できました。
野村誠一氏の撮影ということで少し悪い予感がしていたが、それが現実になってしまった。
<br />内山理名チャンは被写体として美しく、そして今回は大人の女性としての露出をしてくれていてとても嬉しいのだけれど、写真がどうにもアートっぽくて駄目。アートとしては意味のあるカットなのかもしれないけど、そんなカットは私たち男性陣には紙の無駄にしか思えない。
<br />もっと、内山理名チャンの美しい肢体を存分に味わわせて欲しかった。
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<br />無駄なカットや、アートっぽい構図や編集を全て破棄して、カメラマンを「井ノ元浩二」氏などにチェンジして再撮影することを切に望む。
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<br />内山理名チャンの肢体については、文句なく☆5つなのだけれど・・・惜しすぎる。