現代文の偏差値が記述模試で55未満の方は手をつけない方が賢明。
<br />問題文を丁寧に読む事のできる方。筆者の主張を口頭で説明をできる方は挑戦してみてもいいかもしれない。
<br />やりきった後はかなりの実力がつくと思います。内容は濃いです。
<br />これで挫折した方は「入試現代文のアクセス」に戻りましょう。
もし、しっかりやり遂げることができたなら絶対に力がつく本。
<br />今までに5冊ほど参考書を使ってきたが、ここまで現代文の先生の読み方がわかる本はなかった。
<br />文章のどこに線を引き、どのように一つの段落をまとめ、どのように一つの文章を要約し、どのように問題を解いたかなど現代文の「できる人」の思考法が恐ろしいほどわかる(今まで要約や記述問題を詳しい解説なしに、いきなりつきつけられるような思いしかしてなかったので、「夢の本だ!」とか心の中で何回も叫んだ)
<br />でもこれをやるには、現代文のアクセスや田村の1などで現代文の読み方や勉強法を身につけてからがいいと思う。
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<br />また、現代文ができる人でも長い解説が好きじゃない人には向かないと思う。
かなり難しいほんである。一見簡単そうに見えるが実は「演習編」の問題はかなり骨のある問題。偏差値が低かったり、安定しないのに使うと、自滅の世界へ。この本は英語で言う「パラグラフリーディング」みたいなもの。パラリーをやるなら、単語や熟語、文法などができてないと「パラリーができた!」と勝手に、満足するのとおなじである。せめて「入試現代文へのアクセス」をやってからやることをお勧めします。