『紳士萌え〜』ってどういう意味だ?と思ったけど、読んで納得しました。
<br />すてきな老眼鏡紳士たちです。
<br />優しくまじめなクラウディオ、小言の多いルチアーノ、若い娘好きのヴィート、
<br />無口なジジ、伊達老眼鏡のフリオ、リストランテ最年少のテオ…
<br />リストランテ「カゼッタ・デッロルソ」の素敵な従業員たちと主人公・ニコレッタの物語です。
<br />ニコレッタとクラウディオの恋の行方も気になるし、まだまだ目が離せません。
<br />今後の展開が楽しみです(^○^)
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絵も、もちろんなのですが。
<br />物語がとっても素敵。舞台がイタリアってのもやっぱりオノ・ナツメさんの得意分野。
<br />そして・・・老眼鏡紳士の色気・・・!!!!!
<br />一瞬でクラウディアに恋しました。ドキドキが止まらないんです。
<br />バイブル的な本になりそう。
<br />BLの方も好きなのですが、女性の視点での物語も素晴らしかった。本物だ。
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<br />今、番外編が連載されているらしいですね。
<br />本になるのが楽しみです。
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<br />ボサノヴァを聴きながら、部屋で読むのがいい。
作者のことも、作品の内容も全く知らず、表紙の絵と色使いに惹かれて購入した。CDでいうジャケ買いみたいなものだが、これが当たりだった。
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<br />おそらく小説であれば余程作家に技量がなければ、おもしろくもなんともない作品になったに違いない。マンガでなければ、そして作者の描くこの絵(人物達)がなければ成立しない作品かもしれない。何回読んでも地味であるが、何度も繰り返し読むことのできる作品だ。ジワジワきます。
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<br />ただ、セリフも人物の動きも少なく、イラスト的な絵で描かれたこの作品が、もしも表紙のような色使いの全ページオールカラーで描かれていたら、より一層その魅力が引き立ったのではないかと思う。いまさら言ってみても無理だけど…。
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