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それでも町は廻っている 1 (1) ( 石黒 正数 )

商店街の一角にあるメイド喫茶を中心とした、ほのぼの系ギャグ漫画 <br />メイド喫茶といっても、オタク的な話は無しで、日常の生活を描いている <br />あくまでもメイドはワンポイント(作者も知らんと言っているw) <br />表紙で大体予想付くかと思いますが、元気&ドジっ娘な少女を主人公にした日常のドタバタ劇 <br />客層は商店街のオッサン、メイドは少女と店長の婆さん、少女の幼馴染目当ての友人の三人 <br /> <br />丸っこくデフォルメの聞いた顔のキャラもだが、どことなくギャグもよつばと!に似てるかな <br />主役の歩鳥はドジっ娘だが、客にコーヒーをこぼしたりするのではなく、 <br />くしゃみしてコーヒーに自分の顔を突っ込んだり、 <br />足を引っ掛けられても只転ぶのではなく、バケツに顔突っ込んでスカートを捲り上げ壁に激突 <br />更に雑巾迄顔にかける徹底振り <br />ドリフの計算されたコントの様な自爆系のドジっ娘で見ていて楽しい <br />罪のない住民との交流やギャグは爽やかで読後感がよく、次巻が待ち遠しい漫画 <br /> <br />友人と幼馴染を巡る三角関係や、店長の婆さんの引退による店の存続とか、 <br />そういうドロドロした展開にならず、このままボケボケで突っ走って欲しいですね <br />のんびり笑って読める漫画で、笑いに飢えている人にお勧めします

一読目は全然大した印象じゃなかったのに、枕頭に据えて毎晩寝る前に <br />ぼんやり繰り返し読んでると、アラ不思議、見る見る魅力的な漫画に大変身! <br />なんつーか、このゆるさが、メチャクチャ脳にいい感じ。 <br />ギャグもストーリーもユルユルなんだけど、読んでるとたまらんもんがある。 <br />なんだろ、この感覚。 <br />永遠に変わらない世界を見ている安心感、とでも言おうか。 <br />読後気持ちよく眠れる、精神安定効果抜群、睡眠導入効果抜群の稀有な漫画。 <br />もちろん以上は個人的な感想ですから、他の人はさて・・・・。 <br />ところで中に一話、主人公・歩鳥のミステリマニアらしさを押し出した推理仕立ての話が <br />あるが、なかなかどうしてキチッとしたミステリになってるのが素晴らしい!

メイドはオタク読者の気を引くための素材、だったんでしょうねぇ。 <br />そして、おそらく永遠にシリアス話には展開しないであろう設定。 <br />かなり気楽なギャグ漫画、として買うのが正しいかと思います。 <br />メイドの可愛さや、大なり小なり緩急を持つ物語を期待して購入すると、裏切られると思います。 <br /> <br />ギャグ漫画、と言ったとおり、この漫画はギャグセンスが光ります。 <br />ギャグのためならヒロインだって汚れ役にしてしまいます。 <br />……いや、そんな酷いことさせるわけじゃないですけどね。 <br /> <br />作者が横道にそれずに、一直線にギャグ漫画を目指している。 <br />メイドとか、可愛い女の子とか、そういうのが色々混ざっているのにもかかわらず。 <br /> <br /> <br />ま、それは賛否両論出るところだと思いますが、私は面白かった! <br /> <br />時折読み返してまた笑う、そんな漫画です。

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