表紙に誘われて衝動買いしました。画風は、鶴田謙二氏、芦名野ひとし氏などのフィーリング。ストーリーは、もう少し人間っぽい感じでしょうか・・・それぞれのオムニバスがひとつの時空でリンクしている話は、えてして読者は望むのに、書き手が避ける部分(事実関係の間違いを指摘されるのがいやだから?)ですが、あえてすべての話がリンクしているところが、なかなか剛毅という感じでしょうか。寝る前に読むといい夢が見られそうな本です。
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収録内容
<br />・I MY WINDOW
<br /> 高校三年、なにがやりたいか見つからない少女は・・・
<br />・ナスカ
<br /> 行き倒れた少年を助けた少女は・・・
<br />・AROUND THE WORLD IN 8DAYS(前編)(後編)
<br /> 今までの短編のキャラクターが(見上げる姿で)登場する気球による8日間地球一周レース、この巻で一番のお色気シーンがある話です。
<br />・宇宙を向いて歩こう in summer
<br /> 天文部の合宿、後輩の行動にやきもちを焼いた子獅子は・・・
<br />・廃線跡のひみつ
<br /> りんとかりんによる廃線跡を歩く旅・・・
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<br /> 絵柄、ストーリー共に好き嫌いのはっきりと出る作品ですね。
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