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| 真島のわかる社労士〈2007年版〉
(
真島 伸一郎
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社労士の基本テキストなるものは数多けれど、本書ほど強い特色を持つものは少ないと思う。まず、全科目が1冊に凝縮されているため、重いし厚いし扱いに困るかもしれない。しかし、この1冊本というところがミソであり、この試験はつねに全科目を意識し、横断学習を心がけなければいけないという事実からそう言えるのである。それゆえ科目ごと切り離して使うのは厳禁であり、重量のコンパクトさを求めるひとには不向きといえる。また、内容についても過不足なく調整されていて、初学時のみならず、まとめ、追い込みとそれぞれの局面での読み方ができる。そうして何度も読み込み(コンパクトだから可能)筆者の言うところの脳の入力が完成した時、合格のみならず実務においても鬼となれること請け合いである。
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