|
| 怖くて飲めない!―薬を売るために病気はつくられる
(
レイ モイニハン
アラン カッセルズ
Ray Moynihan
Alan Cassels
古川 奈々子
)
日本でも業績のいい製薬業界が、どのように顧客を開拓し、利益を上げようとしているかをつまびらかにしている。
<br />”高血圧は薬で下げるな!(角川oneテーマ21)”でもその一部が描かれていたが、ソートリーダー(オピニオンリーダー)をいかに取り込むか、またPR会社などを使っていかに市場を開拓(=病気を作り、患者を掘り起こす)しているかが明らかにされており、語り口も軽妙で読みやすい。
<br />特に薬を処方する機会の多い内科医、開業医のDr.におすすめの1冊。いろいろ薬を飲んでいる患者さんにも読んでいただきたい。
|