水の中に沈む指輪・・この美しいブルーの表紙を私はじっと見ていることが出来ません。
<br />涙が自然にあふれてしまうからです。
<br />それほどに心を揺さぶられる 美しくて切ないラブストーリーでした。
<br />その指輪を守るかのように ドラマのポスターの5人が帯になってかけられています。
<br />見返しには弘人のモノローグ 「でも、あの時、彼女に言われたウソツキっていう言葉は ・・
<br />まちがってつめたい水に入れられた角砂糖みたいに、かき回してもかき回しても、溶けなかったんだ・・」
<br />表紙カバーをはずすと2頭の鯨が寄り添っています。
<br />この美しい装丁の意味をぜひ感じてください。
<br />恋する純粋な心を 相手を思いやる心を 子供を守ろうとする親の深い愛を 友達の支えを
<br /> 自分の気持ちを伝えることの大切さを 信じることを・・ この本からたくさんのことを学んでください。
<br />ドラマを見逃したかたにも 途中で見るのをやめてしまったかたにも 男のかたにも おすすめします。
<br />たくさんのひとにこの感動をわけてあげたい。心が洗われていくようです。
<br />この本は大人から今を生きる若いかたへのメッセージだと思います
<br /> 最後に一言 この本は通勤通学の電車のなかで読む本としてはおすすめ出来ません。
<br />涙腺が壊れてどうしようもなくなりますから。
ドラマを見ていて、
<br />亀梨くん演じる弘人のモノローグが
<br />いいなあ、と思っていたのですが、
<br />それがすべて、本の中に出てきました。
<br />
<br />また、ドラマには出てこなかったセリフも
<br />かなりありました。
<br />
<br />たまたまカバーがはずれたところ、
<br />本の表紙に、2頭のくじらの絵を発見!
<br />ドラマを見ていた人なら、
<br />必ずはまる本です!
<br />
内容はドラマ通りです。
<br />脚本からノベライズしたものだと思いますが、台詞が若干変わっている箇所もあります。
<br />あとそれぞれの微妙な想いがちゃんと活字になっているので、ドラマで判りにくかった
<br />部分や再確認の意味でも、ファンには貴重な一冊です。
<br />綾瀬はるかがいかに好演していたかも、私はこの本で感じることができました。