この本は、専門的な視点と知識をもとにそれを分かりやすく伝えていて、とても読みやすいです。これ程人に伝わりやすく表現するには、経験や知識もさることながら、文章力もかなり必要であると思います。表現こそ易しいものの、専門家が読んでも唸るのではないでしょうか。
<br /> 関わりことばの一つひとつは、日常的に使う言葉であり、人にすぐ受け入れられるものです。しかし、その効能を知って使うのとそうでないのとでは大きく違うことが、本を読むとよく分かります。また、それが説明っぽくもなく、押し付けっぽくもなく、さりげなく優しく書かれているところがとてもよかったです。 読んでいてホッとして、この本で得た知識をもとに子どもに優しく接してみようと思えます。
<br /> 知識量はすごいですが、難しくなく、子育てをそっと後ろから支えるような本だと思います。教育学や心理学を学んだことのないお母さんたちでもすぐに実践できますし、実践したらすぐに変化がみられそうです。私も自分の子に使ってみましたが、とくに「そっと」は大切に物を扱って欲しいときに大きな効果がありました。すっと分かりましたし、しかられたとか、指示されたという反発心も起きないようで、自分の行動にすぐに取り入れました。なぜそうしなくてはいけないかという説明をしなくても伝わって、改めて「言葉って大切だなぁ」と感じました。 この本は、「発達が気になる子への」とサブタイトルが付いていますが、一般の子育ての本としても広く愛されるだろうと思います。久しぶりに、読んで元気の出る本でした。
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タイトルを見たときからガーンとやられた感じがしました。最近の本はテクニックばかりで人間としての関わりが抜けていることが多いと思っていたのですが、まさにその関わりを促す言葉、まして26個を選び出したところもすごいです。これはわかりやすいです。それでいて十分専門家の方々、また健常児の親御さんにも共感して読んでもらえると思います。妻にも薦め読んでもらいましたが、わかりやすく納得したところが多かったとのことです。障害の棚だけでなく、子育て・教育などの棚にもおいていただきたいです。
タイトルを見たときからガーンとやられた感じがしました。最近の本はテクニックばかりで人間としての関わりが抜けていることが多いと思っていたのですが、まさにその関わりを促す言葉、まして26個を選び出したところもすごいです。これはわかりやすい本です。それでいて十分専門家の方々また、健常な子の親御さんにも必要だと思います。妻にも薦め読んでもらいましたが、わかりやすく納得したところが多かったとのことです。障害の棚だけでなく子育て・教育などの棚にもおいていただきたいですね。
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