〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法 みんなこんな本を読んできた 〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
 
 
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〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法 ( デビッド・D.バーンズ 山岡 功一 夏苅 郁子 小池 梨花 野村 総一郎 David D. Burns 佐藤 美奈子 林 建郎 )

確かにこの本に書かれているように、考え方が歪んでいるがゆえに「うつ病」になった人もいるかもしれない。 <br />現在、私は「うつ病」による休職が10ヶ月目を向かえようとしていて、発病から10年以上の歳月が流れた。 <br />大学病院に入院した経験もあるし、発病前には、臨床心理を勉強したくて、大学院の願書を取り寄せたこともあるし、それなりに勉強もした。 <br />しかし、「うつ」がつらい時にこんな分厚い本は、とてもじゃないが読めない。 <br />「うつ病」の経験者なら分かると思うが、本を読むどころか、テレビも見ることに耐えられず、 <br />眠ることもできず、とりとめの無いくだらない妄想のような考えを、グルグル繰り返し、 <br />イライラし、どうしょうもない焦燥感に苛まれる。 <br />発病のエピソードについては、大学病院に入院中にはっきりさせた。 <br />しかし、そのことに対する考え方が歪んでいるとはとても思えない。 <br />認知療法や認知行動療法は、物事を都合良く、自分勝手に解釈して、心の平安を手に入れようとする。 <br />本書にあるように、自分を必要以上に卑下し罪の意識を持つことは無いと考えるが、 <br />だからといって、なんでもかんでも、自己の都合に合わせて解釈して良いのだろうか。 <br />「過剰労働」や「いじめ」にあって、追い詰められた人に <br />あなたの考え方が歪んでいるから直しなさいと言って、救われるだろうか?

通っている病院の先生にこの本を見せたところ、「これが <br />読めるようになったら、うつは治るよ。なかなか読みにくい <br />ところがあるから、薬物療法と一緒にやらないとね。」との <br />アドバイスを受けました。実際、うつが回復傾向になってから、 <br />読み進めることができました。いわれのない批判に対処する方法 <br />もあり、心強く感じる一冊です。

届いたときあまりに分厚くて文字も小さいので <br />読み切れるか心配だった。最初は苦労したが途中から面白くなる。 <br />認知療法に関しては完全版といえるかもしれない。 <br />。

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