メンタルの薬のハンドブック。
<br />医療関係者などの専門家向けに出版されたものだか、素人にもわかりやすい。
<br />簡潔に2ページにもまとめられている。処方の実際の解説やワンポイントアドバイス
<br />もあってどういう状態の時に主に使われるのかがよくわかった。
<br />一般的な薬の解説本とは、違った点でも専門書の1つでもあるけれど読みやすいと感じる
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<br />自分が飲んでいる薬をちょっと確認するのには、とても便利な本であると感じた。
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<br /> また、ひとりの著者ではなく、複数の方で分担執筆されているので、薬剤は違うが、
<br />様々な目線からの症例などが挙げられているので、それぞれの執筆者の臨床上のご苦労
<br />や効果があったときの喜び感が伝わってきました。
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処方された薬のことなんてネットで調べればいいじゃん!…と、
<br />普通の疾病の時には安易に考えていたが、
<br />心の病気のクスリとなると、
<br />一体コレは何の薬なんだ?…と、気になって気になって仕方がなくなる。
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<br />この本は、
<br />精神科系の医者から処方された薬の説明がきちんと成されており、
<br />短文ではあるが、「実際に処方した時のエピソード」という、
<br />処方した患者の投薬前・投薬後が書かれてあったりもする。
<br />もちろん、主立った副作用例なども記載されているので、
<br />非常に有り難く、安心出来る一冊である。
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<br />ただ、この本の見出し、
<br />アイウエオ順ではなく効能別になっているので、
<br />この薬は何だろう?と思う一般人には使い勝手が悪い。
<br />効能別で便利だと感じるのは、
<br />常日頃から薬品名に慣れ親しんでいる医療関係者だけではないだろうか?
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<br />今後も版を重ねて出版していって欲しいと願う。
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新刊の発刊を待っていました。2003年版よりも内容が充実した感は
<br />ありますが、最近受診率の高まっているパニックディスオーダーに対する
<br />処方も、もう少しを細かく載せて頂きたい。