本書の内容の真偽については多くのレビュアーの方が言及している。本当に犯人を知っていて、かつ遺族の方を想っているのであれば警察に協力する等して、犯人逮捕に努めるべきであろう。本など書いている場合ではない。
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<br />そうではなくて、アジア系留学生(くずれ)の犯罪が増加している、あるいは組織化している事を書きたければ、そういうタイトルでルポとして発表すれば良い。
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<br />著者がどういう趣旨で本書を書いたか、私には疑問である。
タイトルは、「世田谷一家殺人事件」となっていますが、文章の90%は著者が主張するアジア系犯罪組織についての記述で占められています。しかも文章が、著者と情報屋、あるいは刑事との会話で構成されていて、全てウソくさく感じられます。このような本しか書けない人が
<br />ジャーナリストというのが信じられません。読む価値がありません。かえって、事件の被害者の方々や遺族の方々を侮辱していると思います。どうせならタイトルを変えて出版すべきです。
戦慄のノンフィクションです。
<br />読後に本当なのか?と信じられない思いになりますが、クリミナル・グループの
<br />存在は確かのようです。
<br />日本の治安は守れるのか?とても心配になる問題作だと思います。