入試まであと3ヶ月ちょっと。
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<br />模擬試験がはじまる前に夏休みの親子の時間を使って
<br />この1冊を読んだ。
<br />理由は地理が苦手だという先入観を持ずに読めるように
<br />工夫がしてあるな。と思ったのと、
<br />内容をみると受験にも十分に活用できる
<br />ものだためだ。
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<br />夏が終わって塾ので最初の模擬試験、ここで点数が悪いと
<br />自信もなくすだろうというところだった。
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<br />この本で読んだことのいくつかが出て、点数が伸びた。
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<br />こんな使い方もできるんだと感心した。
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<br />同時に、末っ子(小学校3年生)の子も夏休みは一緒に
<br />この本を読み聞かせした。
<br />おもしろいことに、天気予報を見て、末の子はほとんど
<br />地図がわかっていることに気づいた。
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<br />著者のいう先行体験の大切さを痛感した。
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<br />低学年には読み聞かせがとても有効だと思う。
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この本は、まずお話が楽しい。
<br />冒険とまではいかないが、親子で楽しめる。
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<br />次に、地図帳を傍らにおいて、お話を読みながら地図の中を
<br />旅していく感覚がいい。
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<br />また、親もわすれている部分があれば、楽しくなるはず。
<br />「親子ではじめる……」というタイトルどおりだ。
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<br />気が付かないうちに地理やら地名を地図上で見つけることが
<br />楽しくなる。今はこのあたりの話をしているんだね!なんて。
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<br />社会の参考書として使う使い方あり。
<br />また、お話を読むつもりでもよし。
<br />どちらにしても勉強くささがない本だ。
<br />手にしたものに勉強くささがなければないほど、効果が期待できる。
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<br />わたしは教師だが、悲しいかな、地理の苦手な子どもが多い。
<br />この本を薦めてみたいと考えている。
<br />現場の責任を問わず、家庭にお願いするのは勝手なものいいだが
<br />低学年のうちから、この手の知識に遊び感覚でふれておくことは
<br />大変効果的だと考えている。
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<br />この本に、ルビがない件がいろんなところで取り上げられているが
<br />かなり読みの難解なものは読み方が補足されているし、
<br />地図を手にするいい機会だと考えればいいと思う。
<br />今は、辞書と同時に地図を開かない子が多いからだ。
<br />女子は空間能力が男子よりも低いという統計があるので、
<br />その点から見ても地図学習はいいと思う。
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<br />わたしが親である立場で考えても、ルビがあって、子どもに本を
<br />ポンと投げ与えるよりは、地図の上を旅をすることを
<br />教えさせたいと思ったほうがいいと考えている。
<br />また、教師としては、その方が効果的だと思う。
<br />もしかしたら、ルビがないのは、そんな著者の考えがあるのかもしれない。
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地理の勉強で、ネックになるのが地名の読み方。
<br />この本は、ふりがながほとんど振ってないのでとても読みにくい。
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<br />ふりがなさえ振ってあれば、子供でもすらすら読むのだが、
<br />地名が読めないので、いちいち辞書や地図を見なくてはならない。
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<br />辞書や地図を見るのも勉強のひとつだが、
<br />すらすら読めないのは、良くないと思う。
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<br />それから、2005年出版なのに、市町村合併に対応してない。
<br />第2版(出るのかどうかわからないが)を待った方が良いとおもう。