他出版社の本を読んでいないので比較としてのレビューはかけませんが、試験がどのような感じなのか、チェックポイントはどこかなどわかりやすかったと思います。文字どうり、試験対策本、速習リファレンスとしては合格なのではないでようか。ただ、あくまでUMLの基礎が結構理解できている人という前提でですが。私の場合無謀にもUML初心者でこの本オンリーで試験を受けたのであやうく痛い目をみるとこでした。UML初めてという方にはやはりUMLの基礎から学べる教科書が必要でしょう。まあそのへんは個人の能力とかあるので一概になんともいえませんが。ただ高い受験料をはらう試験ですので、この本をやっておくことはぜひお勧めしますね。
OCUPは合格点が低いので、この本と秀和システムから出てる問題集をやれば合格はできると思います。<br>私はUML1.5の勉強をした後でOCUPを受けようと思ったので、2.0の境目を知るために使いました。<br>実際の試験は、日本語の意味がさっぱり分からないところもあったので、何度か英語文を見ながら質問の意図をくみつつ解答しました。<br>試験の最中「あ~、これはリファレンスの隅っこに何か書いてあったかも」というような問題に出くわしたり、終わった後でどれだけ考えても私には分かりません、という問題もありました。<p>でも、問題集だけでも合格点には軽々届いたのではないかな?と思います。合格のみを目標とするなら、この2点で十分だと思います。
UMLの基礎試験を受け為の参考書兼試験概要説明書。<br>UML自体の説明については、別の本でUMLの基本的な知識を取得した上で、試験対策として試験範囲の部分を簡潔にまとめている様にできていると思われる。良くまとまっているので、逆にいきなりこの本でUMLの入門的知識を得ようとしてもよくわからないと思います。あくまでも試験直前の確認用に使う事をお薦めします。<br>Fundamentalの試験ではこの内容を十分理解し整理できていれば全く問題ないと思います。