DirectGraphicsをゲームで使ううえでのトピックスが
<br />たくさん乗っています。
<br />他の本と違う点が、理論はとりあえずおいておいて、
<br />とにかくこうすれば、この結果が得られる、という
<br />実践を主にしているところでしょうか。
<br />価格も安くゲーム製作者は持っていて損はありません。
<br />サンプルもVC++6.0があれば、そのままビルドでき、
<br />CDについているSDKも 2004 summer と VC++6.0を
<br />意識して作られているため、開発環境を気にせず
<br />サンプルを使えるのはポイント高いと思います。
<br />
<br />ただし、シェーダーの使い方については一切記述ありませんが、
<br />シェーダーなしでも、ここまでできる、という意味で
<br />価格も安く、星5つとしています。
本書で扱う言語はC++です。
<br />複雑な継承などは使わないように書かれていますが、
<br />それでもやはりC++の知識は少しだけ必要です。
<br />
<br />開発環境にSDKディレクトリを登録する方法で、
<br />DirectX SDKを「C:¥DXSDK」にインストールした場合には、
<br />「C:¥DXSDK¥Lib」を"ライブラリファイル"に登録するという
<br />記述が載っていますが、
<br />最近のDirectXでは「C:¥DXSDK¥Lib」ではなく「C:¥DXSDK¥Lib¥x86」です。
<br />
<br />DirectXを本当にはじめから勉強するひとは、
<br />この辺に気をつけたほうがよいかと。
<br />あとはとてもいい本だと思います。
DirectXにかんする本の中で一番親切に書かれている本です。<br>始めてDirectXを勉強する方には最適な入門書かもしれません。