居酒屋の和民の存在は多くの人が知っていると思う。
<br />
<br />また、和民の社長が渡邉美樹さんであることも最近はよく知られている。
<br />
<br />しかし、渡邉美樹さんが率いるワタミグループが農業、教育、介護の分野に進出していることはそれ程知られていない。
<br />
<br />この本は渡邉美樹さんが信念を持って外食事業以外の分野に事業を広めていることを、渡邉美樹さん自身の言葉で語られている。
<br />
<br />それは、誰もやらなければ、日本の農業はダメになる、教育がダメになる、安心して老後を過ごせないという渡邉美樹さんの怒りが突き動かしているからだ。
<br />
<br />金儲けだけならば、農業にも教育にも取り組まないだろう。だからこそ、渡邉美樹さんの心意気には応援してくなる。その様な本だ。
<br />
<br />是非、起業を志す人に読んで欲しい一冊である。
渡邊社長の本をはじめて読みました。新聞、雑誌などで拝見し経営が多角化している事は知っていました。本書はそれらに着手する本質、意味、目的をわかりやすく解説しています。一見、多角経営というと誤解されがちですが、『農業』や『介護』等、一連のビジネスが全て連鎖している事を理解した瞬間、『渡邊さんってすごいなぁ』と率直に感じてしまいました。同業以外の方こそご一読を。
「夢をカタチにする時」をテーマに<br>渡邉社長とワタミが目指す「夢」を語ったのが本書です。<p>「外食産業」「農業」「環境」「教育」「医療・介護」<br>の5つの分野で「夢をカタチにする」ために<br>ワタミが何ができるのかを熱く語っていらっしゃいます。<p>「株式会社=営利を追求する」という面ばかりが<br>強調される世の中ですが、本書を読むことで<br>それだけでは会社が成り立たないことがよくわかります。<br>営利を追求する中で「お客様の喜び」「環境への配慮」<br>がなければ企業の発展はありえませんし、何よりも<br>企業としての社会的責任を果たしていません。<p>ワタミは利潤を出すなかで顧客の満足と環境への配慮<br>などを積極的に行っております。<br>その重要性がよくわかる本です。<p>「夢をカタチにする」そのために会社があり<br>人がいるということがよくわかりました。