生来、几帳面のつもりでやってきたが、最近は情熱的に整理整頓をしなくなってきた。
<br />思えば五十も半ば超えてくると、こうも雑に考えて、仕事の経験論という傲慢さも手伝い、
<br />とんでもないミステイクをする。
<br />手は動いて整理しているつもりだが、肝心な事はピンボケ。全体像を見失う迷える「大羊」になりかねない。
<br />そんな時に、まさに「マインドマップ」の図解術は目からウロコの心境であった。
<br />この書について、いろいろとご意見はあるだろうが、なんと1,050円で頭のプレゼンが少しできたような気がする。
<br />著者中野氏に心から感謝しております。
アウトプットが豊富に掲載されているので、マインドマップのイメージを掴むためには役に立つ一冊です。「マインドマップって何?」という方には適した本だと思います。
<br />しかし、パソコンのソフトを活用することのメリットを強調するあまり、手書きの良さがうまく引き出されていない点が残念です。
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いろいろな仕事にも応用できると思いますが、とくにIT企業にお勤めの方のほうがこの本はイメージしやすいのではないかと思いました。
<br />あるテーマに関する仕事の全体像を一枚の絵にして鳥瞰できるようにするツールですが、手書きは最初はコツがつかめないとなかなかむずかしいかもしれません。パソコンのフリーソフトウエア推奨情報ものっています。