各章説明の後に問題がある、という構成なので、何も知らない状態から始めても章末問題で「いかにわかっていないか」がわかるようになっている。
<br />復習しながら最終章を迎えると最後に模擬問題があるので、実戦さながらのボリュームでの演習ができる。(私が購入したし初版1刷では56問120分との試験インフォメーションだったが、実際は40問90分だったが?)
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<br />問題集でなく、あくまで「教科書」なので、これだけの問題では心もとない感じも受けたが、ここにある問題を十分に理解したら、試験の合格はできるかとおもう。問題数が少ないので、回答選択肢を丸暗記してしまいかねないので、「十分に理解」というのが肝心。
<br />付属のCD-ROMにi-studyの体験版が入っているが、体験版以上のものではなく、収録問題は本誌のものと全く同じなのであまりありがたみを感じない。
<br />そのためなのか、本誌の章末問題が、問題と解答が同じページに書いてあり、どうしても解答が目に入ってしまった。そのあたり「本」としての完成度は低いように思えた。
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<br />厳しめの評価だが、試験に合格するのには十分だと思える。
言わずと知れた翔泳社のオラクルマスター用教科書。<br>他社を見てもオラクル10g用(SQL基礎)の教科書はないのでは?<br>SQL文の実行例がきちんと掲載されており、オラクル初学者にも分かり易い構成となっている。<br>ただ問題数も少なく、問題の難易度も低いのでこれ1冊で合格するには物足りなさを感じる。その他問題集との併用がお薦め。
10g[SQL]を受験しましたが、<br>実際の出題内容は9i[SQL]の範囲内でした。<br>たまたまなのでしょうか…<p>つまり、この本で10g[SQL]用に追加された範囲<br>(9i[Oracle入門]にあたる範囲)<br>は全く出題されず。<p>本書以外に問題対策として<br>9i[SQL]の赤本を数回やっていたため<br>(10g[SQL]の赤本は出版されていないので)<br>試験自体はOKでしたが、本書の9i[SQL]も持っていたので<br>「あれれ?」という感じでした。<p>買う必要なかったかなぁ。