自己流でやってきて、Illustratorの使い方にbias(偏り)が出来てしまっている自分が不安で買い求めました。
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<br /> カフェのメニューやポスターや地図、グラフ、様々なカード、会社3点セットなどの作例を通して、使い方(機能)
<br />を覚え込んでいくというやり方はとてもよいと思います。 しかも、これでもかと思えるほどたくさんの順次進行
<br />する図を使って例示し、本当に分かりやすいです。「この機能は本当はこう使うんだ」とか「こうも使えるんだ」、
<br />ということを改めて教えてくれます。
<br /> ショートカットキーの説明を極力少なくして、基本的にツールバーやパネル類からの操作を優先しているのもい
<br />いと思います。(ビギナーは、同じ結果に至る二つのやり方を説明されても二つ覚える余裕がありませんので。)
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<br /> 鷹野 雅弘さんのものは、Dreamweaverのメルマガもそうだけど、微に入り細に入り懇切丁寧に説明してくれるので、
<br />とっても好感が持てます。この本もそういった鷹野さんの「優しさ」が現れている気がします。
今までにIllustrator関連の本を何冊か購入しましたが、この本は別格です。実際にCHAPTERを進め、今は250Pほどまで到達しました。非常に理解しやすい説明と見やすい文字の大きさ、実践的で意味のあるテーマなど、文句の付けようがありません。特に初心者の方にお勧めしたい本だと思います。
<br />この本で精進した後、各々追求したいテーマに沿った専門的な本を購入するのが良いかと思われます。
元々イラストレーターを業務で活用されている方には、
<br />物足りない本だという印象です。
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<br />例えば、外部の文字テキストの引用、ぼかし効果、ダブルルーラなど。
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<br />特に文字を扱う方には、基礎を見直せるよい本なのかもしれませんが、
<br />グラフィックやFlashデザイン用の素材制作をされる場合には
<br />物足りない本だと思いました。
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<br />もっと、CS2から登場する新機能や
<br />複雑だが利用価値の高いテクニックなどに
<br />焦点を絞って欲しかったです。