私はある程度、政治経済を勉強した上でこの本を読みました。
<br />でも、結果的には結構いいと思います。と言うのは必要最低限の説明と
<br />抽象的な内容がないことです。さらに大事な所は太字で書いてあったりと
<br />理解が深まります。過去問と照らし合わして進めれば最強です。
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<br />でも逆に、文章読むのが苦手な人にとっては苦痛かもしれないです。
<br />ページ数も参考書並の(これも参考書ですが)量ですし、一回で当然
<br />覚えられないので数回読み込む必要があります。小説読むのが面倒な人に
<br />とってはこの本も場合によっては結構しんどいです。
<br />一週間かけて読む感じがよろしいかと。
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<br />この本を3回くらい読んで、過去問題をこなせば自信がかなりつきます。
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タイトルにも「センター試験」と銘打っている通りにセンター試験対策以外では非常に心もとないものであるかと思います。
<br />公務員試験対策に購入される方もいらっしゃると思いますが、やはり過去問や予想問題集に入る前の基礎固めとして使うことをお薦めします。
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<br />ただ、初歩というだけあって難しい事は一切出てこず、効率よくかつ勉強嫌いにならずに読み進められると思います。
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<br />問題集や専門書と併用する事で効果は飛躍的に上がります。
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この「面白いほど」シリーズは、内容が面白く、頭にも入りやすいためにいくつかの科目で利用しているのですが、
<br />この政治・経済に関しては、読んでいて非常に眠くなります。
<br />というのは、このシリーズでは、生徒の代表として質問というかたちで講義に参加してくる男の子がいるのですが、
<br />この教科の彼は、先生の講義に追加するような形で難しいことを言いうのです。あたかも、予習をしてきたガリ勉の生徒のように(笑)。先生の話も淡々としています。
<br />比較すると、現代社会の同シリーズの方が、メリハリが効いていて一気に読めますね。
<br />内容的にも重なる部分が多い科目ですので、こちらも目を通しておくと良いかと思います。
<br />思い切って、現代社会に乗り換えてしまった方が、センターの結果も良かったりして…