先日NHKの特集で竹岡先生が取り上げられていて、いよいよ全国区になってしまったなぁという感じです。
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<br />彼の受験英語に関する研究は半端ではありません。
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<br />単語は語源からイメージすることでインパクトのある理解をうながし、長文は「譲歩→But→主張」など論理構造から読み解きテーマや主張を要約させ、文法は英作文にまでじぶんが使えるように昇華させてくれ、はたまたビートルズの曲を関西弁で歌ってみせるなど、その彼のみごとな手法・切り口に魅了させられた方は多いのではないでしょうか。
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<br />偽物を何十冊やろうが正直本書(と彼の他の著書)にはかなわないでしょう。なんどもなんども反復し繰り返し、問題を見るたびに本当に自分は理解しているのだろうか?その答えの根拠は?この問題はなにを問いているか?などの思考を巡らすことで、普遍的に通用する真の英語の実力を身につけることができます。
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<br />それまで無味乾燥で大嫌いだった英語に魂を吹き込み英語のおもしろさに気づかせてくれたことや勉強に対する姿勢を学べたことに心から感謝しています。
はたしてここまでセンターを分析して体系化した人がいるだろうか。この本を読むと、センター作成部会のねらいまでもがよく分かる。本当にセンター試験が求めている英語力、それを身につけることができるのが本書だ。<br> この本では知識系の問題が扱われているが、文法問題など、非常に体系的である。しかもその説明が非常に分かりやすい。丸暗記しているような事項も、なるほどと思うようなコメントが加えられている。語句整序問題は、日本の英語教育の欠点から来る、大多数の受験生がやってしまう誤った解法について警鐘を鳴らしている。そして今度の改訂でリスニングも入った。悩めるリスニング苦戦者の救世主となるに違いない。リスニングが上達する方法も書いてあり、かなり参考になった。<br> センター英語はなんとかなる、といいながら、模擬試験などでボロボロと点数を落としている人たちに最適だ。本書が最も効果的だろう。<br> 60点しか取れなかった子が竹岡先生についていって、結果170点まで上がったという。(それでもその結果に先生は渇を入れたらしい)まさに超人である。<br> この本を読んだらセンターに対する考え方が覆される。できることなら竹岡広信先生の講習を受けに行くのがいい。駿台関西圏なら受けられる。