小型船舶操縦士 学科教本〈2〉 みんなこんな本を読んできた 小型船舶操縦士 学科教本〈2〉
 
 
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小型船舶操縦士 学科教本〈2〉 ( JEIS )

1級へのステップアップの際、参考書は「小型船舶操縦士 学科教本Ⅱ」<br>をお勧めします。<br>これは試験範囲の上級航海1、2の解説書で、講習会等でも使われています。<br>ここで少し解説しておきますが、<br>・旧4級保持者(14問解答)     :70分<br>で、時間の配分は、14問、70分ですから、<br>・1問あたり5分を目安に<br>・海図問題が必ず3問ありますので、得意でない場合は<br> 後回しにして最後に解答するほうが良いと思います。<br>・合格基準は<br>上級運行1 8問中、50%以上<br>上級運行2 6問中、50%以上<br>合計    14問中、65%以上<br>つまり14問中10問解答できれば合格ですが、たとえば上級運行1が8問、上級運行2が2問で10問正解となったような場合、上級運行2が50%に満たないのでダメのようです。<br>*1級では、上級航行1で海図問題が3問出題されますので、<br>三角定規(大きめのもの)、コンパスを持参する必要がありますので<br>注意が必要です。(忘れても受験は出来ますが・・・)<br>尚、試験で使用されるのと同じ練習用海図(150号、200号)が市販されてますので<br>事前に練習しておくことをお勧めします。

2003/6/1に新しい小型船舶免許制度が施行された。本書はこの新制度に対応し、1級の上級運航Iと上級運航IIをカバーしている。新制度では、2級限定(旧4級)から1級限定へは実技が免除されるので、学科だけでステップアップすることができる。このため、ボートスクールなどを受講せずに、直接国家試験を受ける人にとっては、最適な教材となるだろう。ただし、本書は教科書であって決して問題集ではない。実際に船舶免許の教習所で使用されている教材なので、一通り目を通せば必要な知識は得られるが、「学科試験問題集」(舵社)も一度はこなしておく必要があるだろう。安上がりに受験しようとする人にとっては貴重な教材であり、ま!た最低限の知識として、是非ともこのくらいの知識は当たり前のように身に付けておきたい。

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