学校現場で見られる、子供達のつまづきや困難への対応は
<br />現時点では、まだまだ苦難していて
<br />多くの疑問と質問が溢れています。
<br />本書は、このような教育現場の要望に応えると共に
<br />教師、指導者、カウンセラー
<br />そして保護者にも幅広く活用出来るよう
<br />わかりやすい文章と絵で示されております。
<br />タイトルから必要な情報、知りたい情報が
<br />すぐに手に取れるような構成にもなっております。
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<br />第1章では、授業中を想定し
<br />聞くことが苦手な子
<br />話すことが苦手な子
<br />読むことが苦手な子
<br />書くことが苦手な子
<br />忘れやすい子
<br />算数につまずく子
<br />運動が苦手な子
<br />手先が不器用な子
<br />整理整頓が出来ない子
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<br />第2章では、生活全般の中での支援教材、対応として
<br />集団での話し合いが出来ない子
<br />係りや当番活動が出来ない子
<br />衝動性が高い子
<br />コミュニケーションが取れない子
<br />人と上手に関われない子
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<br />第3章では、「困ったな」と感じる行動について
<br />その背景と行動の解釈からの、具体策が示されています。
<br />
<br />何か特別な配慮が必要な子供達だけに限らず
<br />全ての子供達に対応できる教本であり、ヒントとなるでしょう。
子供に、どうサポートしてあげたらいいのか。どこをの部分引き上げたらいいのか。この先、学習するために身に着けなければならない基礎の能力。家庭でも、ちょとしたかかわりの工夫で子供が楽しく自然に学べ
<br />ると思います。うちの子供はもう6年生になりましたが、今からでも使える、やってみたいアイディアがたくさんです。もっと早くにこの本に
<br />出会っていたら、伸び方がちがっていたのでは・・・と思います。とても、おすすめの本です。