岩田君にとって、価値判断の基準は本だ。 <br />つまり、彼にとって、本には貨幣の様な意味があるのだと思う。 <br /> <br />第１巻同様、本書の中にも、本好き人間にとって、多くの発見がある。 <br />読みたい本を、周りに沢山はべらせておくだけで、気分が良いというのは、 <br />深く共感出来る。もっとも、本が無ければ、禁断症状が出るのだが。 <br /> <br />歯科医院の待合室に、どんな本が置かれているかという事は、重大な問題らしい。 <br />今後はこの様な点は、特に注意しようと思う。 <br /> <br />大きな発見があった。 <br />分厚いカラオケの曲の目録がある。あれも、本だ。 <br />岩田君は、カラオケボックスで、ほとんど読了した。 <br /> <br />それなら、電話帳でも読んでみようか。 <br /> <br />本書は一風変わっているが、基本的にはラヴコメなのだろう。多分。 <br />本が好きな方なら、きっとこの「本」も好きになると思う。