食べなければ生きていけない、食べることで生きている<br>のに、食べているものに対してあまりに無関心な日本人。<br>一番大事なことだけに、みんなにももっと知ってもらいたい。<p>簡潔な記事で、内容的にも平易で読みやすく、<br>知っている人はさらに実情を目の当たりにして<br>ちょっと怖くなるでしょうし、知らない人は<br>初耳のお話の連続で愕然とされるのではないでしょうか。<br>詳しい方にはちょっと内容的に物足らないかもしれませんが<br>読み物としては十分おもしろいです。<p>（４）では輸入食材の話が主ですが、私が一番怖かったのは、<br>お米の炊飯改良剤の話です。<br>しかも、表示義務がないそうで、二重の驚きです。<br>コンビニでよく売れるもののひとつに、「白飯」があります。<br>一人分、一食分のご飯を炊くのがおっくうだからと<br>お年寄りなどが買いにこられます。<br>こういった便利さの裏にある、からくりを知っていることは<br>大切なことだと思います。<p>薄いブックレットですが、存在感衝撃たっぷりです。<br>ぼろぼろになるまでたくさんの人に読んでもらいたい。