個人消費者を対象とした量販品を扱っている会社を中心にしてマーケティング戦略を解説されているようですが、法人営業に携わってきた私でも十分に参考になりました。<p> ここに書かれている理論がすんなり頭に入るのは、身近な題材を取り上げているだけではなく、日常使われている言葉で表現されているからでしょう。<p> この本のポイントの一つである「戦略の数値化」は戦略を立てる上でも、また遂行していく上でも確かに有用です。高額で長期間使用する商品を扱っている場合は数値化が難しいと思いますが、数値化を省略しても十分に利用できる理論が満載です。<p> 久しぶりに、机上の戦略ではない実用的な戦略を学びました。良書です。
今まで読んだマーケティング本のおいしいところが凝縮されていました。<p>「今までたくさん本を読んだけど、読み終わると具体的には思い出せないなぁ」<p>という人には最適です。思い出せる、だけじゃなくて新しい観点から世界のマーケティング要素が見直せます。それでいてオリジナル感も十分あるので、1,600円の投資は確実にペイされます。
「やっと、見つけた!」という気がします。<br>この本はグレイトだ!<p>MBA式のロジックに裏づけされつつも、広告のキモであるエモーショナルな要素もしっかりカバーされています。<br>2日間で100万円は伊達ではないですね。<p>わたしは、神田先生のファンですので、感情マーケの肯定派です。しかし、キャッチコピー偏重型の限界を感じていました。<br>また、コトラーのロジックは、頭が悪すぎて理解できずにいました。<p>その両者を足して、割らないという価値が本書にはあります。<p>マーケティングの商業本としては、神田先生の『60分間・・・』に並ぶ秀逸な本だと思います。<p>いや~、ラッキーでした。