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| 軽度発達障害の心理アセスメント―WISC‐3の上手な利用と事例
(
上野 一彦
服部 美佳子
海津 亜希子
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WISC-IIIの解釈は難しいですが、解釈の結果を指導につなげるのはもっと難しいです。この本は様々な群指数のパターン別に事例がとても詳しく載っていて、解釈だけでなく今後の指導を考えていく上でとても助けになります。しかも、WISCだけではなく、K-ABCやITPAの結果についても触れられているので、幾つかの検査結果をどうやって総合的に考えるかの手がかりにもなります。心理職や学校の先生達だけでなく、子どもの心理検査の結果を見る機会がある全ての方にお勧めします。 WISCの心理検査の解釈はとても難しいです。
<br />しかし、本書は解釈の方法を初心者でも理解できるよう、
<br />分かりやすく書いてあります。
<br />教育に携わる方、心理学に携わる方にも有用だと思います。
<br />軽度発達障害児の指導方法の指針となるでしょう。 検査はするけれども、それをどう分析し、実際の指導にいかせばよいかが分からない人は多いはず(私もそうです)そんな人におすすめします。群指数のタイプ別に分かりやすく説明してあります。
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